ひめじ国際短編映画祭の生い立ち④~第3回映画祭開催 その1~
さて、やっと2009年、映画祭にとっては大発展の年となる第3回目がやってきます。
話が長くなりそうですので、予め2部編成とすることにして、今回はその1を。
今回は目次を書いてみます。
①初のプレイベント実施
②初のドキュメンタリー制作
③初の運営委員長の熱意と手腕による映画祭の飛躍的発展
④…もあるかも?
①初のプレイベント実施
まず、映画祭の内容的に大きく変わったことと言えば、初のプレイベントを実施したことです。
運営委員長となった、H.T氏の発案のもと、2008年11月に、第一弾のプレイベント、「出張上映キャラバン~短編映画より愛を込めて~」を姫路打越の介護施設「三愛園」にて行います。
その後は、「お城の見える映画館 シネマナイト」と称して合計4回のミニ上映会を実施し、本番の8月の映画祭に向けて、スタッフの予行演習と告知活動、支援金集めを積極的に行っていきます。
H.T氏は、映画祭終了後のミーティングの結果、急きょ運営委員長を引き受けてくださることになったわけですが、映画は大好きなもの、当初は映画祭に本格的に関わるつもりはなく、ちょっとしたお手伝いのつもりだったとか。
でもさすが!というか、既に様々なアートイベントや、街の活性化イベントで手腕を発揮していたH.T氏、運営委員長就任後に「どんな夢を持って、どんな構想を持って映画祭を始めたのかちゃんと教えてくれ」と、想いを聞いてくださり、その後は素晴らしい行動力と統率力でてきぱきと準備を進めてくれます。
(余談ですが、H.T氏のご家族はアート一家で、氏自身もイラストがお上手。2009年から登場するJo君も氏が制作。事務所で作業をしていたりするといつも覗きにきてくれたH.T氏、その場でささ~とスタッフのイラストを描いてプレゼントしてくれてました。)
「短編映画をもっと身近に感じてもらいたい」「キャラバンで周るような移動映画館で、映画を観ることのできない人にも伝えたい」などどいう、漠然とした夢も、その行動力を持ってしっかり実現してくれました。
②初のドキュメンタリー制作
こちらも運営委員長の案で、ちょうどこの年はひめじお城祭り60周年記念の年だもあったことから、それにちなんだドキュメンタリーを作ろう!と、企画書を練り、見事制作への助成金も獲得してくれます!
ドキュメンタリー制作プロジェクトに関しては、私はほとんど関わっていないので、その本当の意味での苦労はわかっていないのですが、企画、脚本から始まり、資料集め、インタビューのアポ取り、撮影手配、撮影、編集など、運営委員長と事務局長のHさん、技術担当のU氏がほぼ3人で短期間で作りあげたという今思えば、「そんな時間とパワーがどこに?」という離れ業です。
ちなみに、皆さん本業があって、その合間に映画祭本体の準備をしつつ、の、ドキュメンタリー制作です。
「何故、制作しようと思ったのか?」というと、2010年制作のドキュメンタリーの舞台挨拶の時にも言われてましたが、「ひめじで映画祭をすることの意義を考えた時、僕たち自身でも映画をとって、ひめじの良さを再発見し、発信していこうと思った」とのことです。
プレイベントや、ドキュメンタリー制作、その他映画祭の準備の裏側はこちらで。(運営委員長自身がブログも沢山書いてくれました!とにかく何でも行動が早くて即UPで驚き&見習わなくては!)
ちなみに、映画祭制作の地元ドキュメンタリーと珍しい試みということで、姫路市民からの反響はもちろんのこと、他の映画祭や、地域振興を考えている団体などからその後も問い合わせや上映依頼をいただくことになります。
というわけで、2009年度は新しい試みを二つ行い、その両方とも大成功!ということで、今日は一旦おしまい。
次回は、映画祭本体の内容の変化とともに、2009年度の運営の苦労と楽しさを振り返っていきたいと思います。
(hiroko)
話が長くなりそうですので、予め2部編成とすることにして、今回はその1を。
今回は目次を書いてみます。
①初のプレイベント実施
②初のドキュメンタリー制作
③初の運営委員長の熱意と手腕による映画祭の飛躍的発展
④…もあるかも?
①初のプレイベント実施
まず、映画祭の内容的に大きく変わったことと言えば、初のプレイベントを実施したことです。
運営委員長となった、H.T氏の発案のもと、2008年11月に、第一弾のプレイベント、「出張上映キャラバン~短編映画より愛を込めて~」を姫路打越の介護施設「三愛園」にて行います。
その後は、「お城の見える映画館 シネマナイト」と称して合計4回のミニ上映会を実施し、本番の8月の映画祭に向けて、スタッフの予行演習と告知活動、支援金集めを積極的に行っていきます。
H.T氏は、映画祭終了後のミーティングの結果、急きょ運営委員長を引き受けてくださることになったわけですが、映画は大好きなもの、当初は映画祭に本格的に関わるつもりはなく、ちょっとしたお手伝いのつもりだったとか。
でもさすが!というか、既に様々なアートイベントや、街の活性化イベントで手腕を発揮していたH.T氏、運営委員長就任後に「どんな夢を持って、どんな構想を持って映画祭を始めたのかちゃんと教えてくれ」と、想いを聞いてくださり、その後は素晴らしい行動力と統率力でてきぱきと準備を進めてくれます。
(余談ですが、H.T氏のご家族はアート一家で、氏自身もイラストがお上手。2009年から登場するJo君も氏が制作。事務所で作業をしていたりするといつも覗きにきてくれたH.T氏、その場でささ~とスタッフのイラストを描いてプレゼントしてくれてました。)
「短編映画をもっと身近に感じてもらいたい」「キャラバンで周るような移動映画館で、映画を観ることのできない人にも伝えたい」などどいう、漠然とした夢も、その行動力を持ってしっかり実現してくれました。
②初のドキュメンタリー制作
こちらも運営委員長の案で、ちょうどこの年はひめじお城祭り60周年記念の年だもあったことから、それにちなんだドキュメンタリーを作ろう!と、企画書を練り、見事制作への助成金も獲得してくれます!
ドキュメンタリー制作プロジェクトに関しては、私はほとんど関わっていないので、その本当の意味での苦労はわかっていないのですが、企画、脚本から始まり、資料集め、インタビューのアポ取り、撮影手配、撮影、編集など、運営委員長と事務局長のHさん、技術担当のU氏がほぼ3人で短期間で作りあげたという今思えば、「そんな時間とパワーがどこに?」という離れ業です。
ちなみに、皆さん本業があって、その合間に映画祭本体の準備をしつつ、の、ドキュメンタリー制作です。
「何故、制作しようと思ったのか?」というと、2010年制作のドキュメンタリーの舞台挨拶の時にも言われてましたが、「ひめじで映画祭をすることの意義を考えた時、僕たち自身でも映画をとって、ひめじの良さを再発見し、発信していこうと思った」とのことです。
プレイベントや、ドキュメンタリー制作、その他映画祭の準備の裏側はこちらで。(運営委員長自身がブログも沢山書いてくれました!とにかく何でも行動が早くて即UPで驚き&見習わなくては!)
ちなみに、映画祭制作の地元ドキュメンタリーと珍しい試みということで、姫路市民からの反響はもちろんのこと、他の映画祭や、地域振興を考えている団体などからその後も問い合わせや上映依頼をいただくことになります。
というわけで、2009年度は新しい試みを二つ行い、その両方とも大成功!ということで、今日は一旦おしまい。
次回は、映画祭本体の内容の変化とともに、2009年度の運営の苦労と楽しさを振り返っていきたいと思います。
(hiroko)
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