2010映画祭リポート⑫:磯村一路監督特集&トークその3

映画祭ブログをあげたかいあって、2010年のボランティアさんから、「また次回も手伝いたいです!」とメールがきました。

ので調子に乗って、というか、いい加減ほんまに全部UPしたいので頑張る。
目標、今週中。

ちなみに、2010年のボランティアの皆様、まだ開催日時が決定してないのでお声掛けできてませんが、もう少し具体的になったら連絡させていただきますので、その時は宜しくお願いいたします!

さて、磯村監督トークリポートその3。

その1はこちら。その2はこちら。

2010映画祭リポート⑫:磯村一路監督特集&トークその3


カラオケ映像もかなり作られたようですが…

100本はくだらないでしょうね。映画監督を目指していましたが、当時は今ほど制作が盛んでなかったので、仕事と言えばピンク映画だったり、カラオケ映像だったり、企業のPR映像だった。

今一緒にアルタミラピクチャーズをしている、周防正行と組んで、ワゴン一台を借りて、東京から淡路島まで、1曲分の映像を作りながら流れるという楽しい生活を送っていた。

今のカラオケ映像は斬新だと思うが、僕が始めたころはカラオケが始まった時期で、どういうものを作っていいかもわからず発注元のパイオニアもはっきりしたコンセプトは持ってなかった。
なので曲にあわせたある種の短編映画を自由に作らせてもらっていた。
最初は結構予算もあったので、いいバイトになった。
最初は1日1曲制作、最後の方は1日3曲なんて過酷な場合もあったが、いい勉強、いい思い出。

カラオケ映像を作って映像的な発見はありましたか?

演歌と、ポップスでは、テンポが全然違う。演歌はゆっくり、長いワンカット。ポップスはテンポよくカット数も多いので、仕事量が増えて大変。だからみんなで、制作が楽な演歌を取り合ってた。
でもカラオケ映像、特にアップテンポで難しいポップスを制作したことで、曲と映像をマッチングさせるテクニックは磨かれた。今でも、音楽シーンは得意だと自分では思っている。

歌ってる人は字しか見てないが、聞いてる人は映像を見ている。だから、映像を見る人用に、客のニーズにあわせて映像を作ってほしいというふうに変わってきたりもした。例えば、露天風呂のシーンをいれてくれとかね。

つづく。

次回はお待ちかね、新作「瞬 またたき」の制作裏話です!お楽しみに。

(hiroko)



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Posted on 2011年01月20日│コメント(0)

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