クレルモン・フェラン国際短編映画祭2011リポート②

2月も今日で終わりですね!早い~~!やばい~~!
あっという間に日本帰省まで2週間切ってしまいました。

というわけで、まずはのびのびのレポート関係。頑張ってさくさく進めますよ~。

新スタッフや、ひめじ国際短編映画祭を知らない方に、「短編映画って何?」「映画祭運営ってどんなことするの?」、「ひめじ国際短編映画祭って何を目的に開催してるの?」を伝えるために書いてますので、皆さん読んでくださいね。

お勧めの短編映画や、イベントなんかも紹介していきます。

ではクレルモンレポート続き。





前回掲載した長~い列で待つこと40分位。
で中に入るとこんな感じ。

そう、ここは大学の大教室なんです!

この写真だけをみると、社会人講座に参加?と思いそうですが、いえいえ、この日は日曜朝10時からのフランス作品コンペのプログラムです。
こんな感じで、若い人からお年寄りまで、クレルモンのすごいところは一般客がすごく多いこと。多すぎて、プログラムによっては満席で入れなかったりするくらい!

「短編映画を楽しむ」という文化が一般市民の間に根付いていているのですよ。

何度も書いていますが短編映画祭のいいところは、一プログラムで最低4~5作は観れるので一度にいろんな作品が楽しめること。

この回はフランスコンペなのでもちろんフランス作品だけでしたが、アート作品から、サスペンス、社会派、コメディまで多彩なジャンルの監督の個性溢れる作品が5作楽しめました。

若い人向けのちょっとエロチックなコメディをお年寄りがくすくす笑いながら見たりと、長編とは違って、「XXXを観に行く」のではなく、「フランスコンペ」とか「国際コンペ」とか「アートアニメーション」とか、「実験映像」とか、もっと大枠のプログラムを目当てに観に行くので、もちろん、全作品が気に入ることはないのですが、普段自分が絶対観ないような作品に出会えたりと嬉しい驚きに溢れているのです。

私もアートアニメーションや実験映像はほとんど知らなかったのですが、短編映画祭で出会いました。

長編映画を観る時は、やはり2時間弱と長いし、特に、日本は高いので、「払って損した!」ということがないように、好きな監督や、話題作など、「冒険」よりかは「確実さ」を重視して選択してしまいますよね。

短編映画はま逆。数行のあらすじと写真、もしくは気に入ったタイトルが1作あったらそのプログラムを観に行く。観てみると、ノーマークだった別の作品にノックアウトされたり。
観たこともない表現方法に驚いたりと。

これからの新しい才能に出会えるのも楽しいですね。
短編映画祭でチェックしていた監督が数年後に長編デビューして大成功したりすると、「ほらね、私観る目あるでしょ」となんだか自分が見つけたような感じで嬉しいし。





スクリーンはこんな感じ。大学の講義を聴いているような感じで、机に分厚いカタログを置けます。鑑賞後は、コメントを記入したりと、大学時代を思い出しながら楽しく鑑賞できました。

年配の観客も、「昔を思い出すわね~」と場所や雰囲気も楽しんでおられました。
作品と作品の合間に隣の人(知らない人でも)と「さっきの作品は…」と感想を交わしたりと、気軽に交流が生まれるのもいい感じです。

ちなみに日本、フランスの大学に通いましたが、大教室が満席になるのは、日本だと試験前だけ。フランス人の学生は真面目(といか真面目にしないと絶対単位とれないので)なので、講義は出るのが当然なので、それなりに埋まってるけど満席にはまずならない。

多分この教室も短編映画祭の時が一番埋まってるのではないかと思う。

もちろん、上映環境は設備の整った映画館には負けますが、普段足を踏み入れないような場所で、気軽に周囲と交流できるような環境で鑑賞できるというのも短編映画祭の醍醐味なのではないかと思います。

ひめじ国際映画祭もこんな感じで、新しい世界の扉を開いてくれる映画祭、気軽に楽しめる映画祭、そして一般観客に愛される映画祭を目指しています!

ちなみに今回一番ヒットのプログラムは「おとぎ話プログラム」。
皆が知ってる「赤ずきん」も監督が変われば、国が変われば、ターゲットが変わればあらあら!
ひめじでもなんかできないかな~と考え中。
お楽しみに!

(hiroko)



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