2010映画祭リポート⑥:公募コンペティション 舞台挨拶

さて、お次は、公募コンペティションのリポートです。

「Lizard Planet」の上甲トモヨシ監督、「葬儀屋と犬」の橋本新監督は残念ながら不参加となりましたが、15名中13人の監督がスタッフ、俳優さんを引き連れて姫路まで来てくださいました!

関西からだけでなく、東京、遠くはロスから、また、同時期に開催されていた広島国際アニメーション映画祭とかけもちなど、皆さん忙しいスケジュールの中、姫路に駆けつけてくださいました。

(参加いただいた、監督・俳優・スタッフの皆様の集合写真)


姫路お城祭りの賑わいを楽しみつつ、ひめじ国際短編映画祭を楽しんでいただけたようです。
以下、参加監督の舞台挨拶でのコメントを簡単にまとめたものを掲載させていただきます。(来場されていた俳優の方々からもコメントをいただきましたが、この場では監督の挨拶のみ紹介させていただきます。)

上映作品詳細はこちら。





(続々とお客さんたちが入って行きます)


「Caresse」 鈴木里奈監督

この作品は、まだ学生だった去年の夏に、初めて監督して作った作品で思い入れがある。今は制作会社で働いているが、この作品を作った時の初期衝動を忘れないように、また、いろいろ吸収しながら、これからも作品を作っていきたい。

「真夜中のこども」 七尾一哉監督

2年前に結婚した時のことを思い出しながらこの作品を作った。奥さんが寝ている間にせこせこ頑張って作ったが、完成作を見せたら「しょうもない」と言われてしまった。なので、ひめじで入選したのにはびっくりしたけど、「生きていればいいこともある」と嬉しかった。

「くらげくん」 片岡翔監督

去年の「Following」に引き続き今年も作品が入選し、姫路に帰ってこれて嬉しい。沢山ショートフィルムを作っているが、「くらげくん」は一番自分の思いを込めて作った作品なので、少しでも皆さんの心に残ったら嬉しい。

「ヤマイグイ」 金子修監督

去年の6月位に作ったが、その当時インフルエンザなどの病気が話題になっていた。それを特に意識して作ったというわけでもないが、病気を持つ人に「ヤマイグイが見えたらいいな」と思いながら作った。

「パンティの話」 三代川タツ監督

普通の恋愛映画を作ったはずだが、自分のせいか、スタッフのせいなのかわからないが、恋愛観が多少歪んでるものになってしまった(笑)。主人公の青年が変だが、あれは演技なので役者さんを見ても笑わないで。

「くちゃお」 奥田昌輝監督

ガムが大好きな男の子のめくるめく空想が展開していく様を楽しんでもらえたら嬉しい。約3ヶ月間、4000枚位の絵を描いて制作した。大学の教授からのプレッシャーもあり、大変で、「もうアニメなんか作りたくないと思った」がこうして沢山の人に見てもらえて、とても嬉しい。

「井の中の蛙」 落合賢監督

去年の12月に、撮影監督と二人で北海道の稚内から沖縄まで約3週間かけて縦断して作った。16000枚の写真と8時間の動画を15分に圧縮した作品。南下するにつれて気候も暖かくなり、主人公の心も温かくなっていく話だが、この作品を通して日本の美しさ、四季の変化の美しさを少しでも感じてもらえれば嬉しい。




(公募コンペ①と②の休憩時間にじっくりプログラムに見いる観客の皆様)


「眠らせ先生!」 野中晶史監督

1年半前位に制作した。当時、「笑ってもらいたいな~」と思いながら制作していたが、その気持ちも忘れていたが、今日改めて見直して、また皆さんに笑ってもらえてよかった。

「おうちへかえろう」 佐藤福太郎監督

大きなドラマがある作品ではないが、子供の目線を意識して作った。なんでもないことも子供にとっては大きなことなんだということを作品を通して感じてもらえれば嬉しい。

「Googuri Googuri」 三角芳子監督

「グーグリ グーグリ」というのは私が作った造語で、おじいちゃんと孫娘の間だけで通じる秘密の言葉を考えて作った。子供のころは想像と現実の境があいまいで自由に行き来ができた。そんな自由な世界を、アニメーションという自由な表現方法で描きたかった。大きな画面でたくさんの人に見てもらえて嬉しい。

「画龍点睛」 永野敏監督

時代劇をやってみたかった。衣装などにもお金がかかるので個人制作では難しいが、10分の作品の企画があり、それだと一日位でなんとかなるかと思って作った。役者も優秀だったので撮影は予定通り進んだが、首が転がるシーンは、思うように転がってくれずとても苦労した。

「走るのには理由がある」 岡元雄作監督

この作品を作るにあたっては、「誰が見ても楽しめる作品」を目指して作った。テーマ性は薄いかもしれないが、会場でも笑いが起こっていたのでみんなに楽しんでもらえたようなので嬉しい。

「恋するネズミ」 ひだかしんさく監督

どんな作品を作ろうか悩んでいる時に、奥さんに相談すると「ネズミが出てくるアニメを作って」というテーマを出してくれたので、それで1年ほどかけて作った。


遠いところ、またお忙しいところ姫路まで駆けつけてくださった監督、スタッフ、俳優の皆様、本当にありがとうございました。

日本国内、また海外の映画祭でも入選、受賞されている作品が多く、ひめじで上映できたこと、大変嬉しく思っております。今後の活躍をスタッフ一同見守りながら応援させていただきます!

舞台挨拶の様子は、11月7日(日)に開催予定の「ひめじ国際短編映画祭in光都」で上映させていただく予定です。映像ですが、監督、俳優さんたちの生の声をお楽しみください。

また、観客の皆様のアンケート結果、また監督の皆様からも「もっと観客と監督が交流できると嬉しい」「もっと監督の生の声を聞きたい」「観客の反応をもっと生で感じたい」というお言葉を多数いただきました。

監督と観客が近く、交流できるのが映画祭のよいところ。

運営上の問題でなかなか難しいのですが、今後の課題として、実現できるようにスタッフ一同頑張っていきたいと思いますので応援してくださいね。

(hiroko)




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Posted on 2010年10月24日│コメント(0)
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